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夏休みする

今週末から9日間、壮介夏休み。

もうわたしも休むぞと決めて、メールの返信や急ぎの仕事以外はしないことにした。2週間くらい休もう。お盆に帰省しないことにして、猫の兼継とベランダの植物の水やりをどうするか考える必要がなくなった。気がラクになった。だらだらしよう。本も読みたいし、ひさしぶりにお菓子も作りたいし、遠出もしたい。

兼継のアレルギーは、病院で処方された薬を服用しても餌を変えても改善せず「掻きすぎてもう皮膚が破けそう」くらいになったので、いろいろ調べてamazonで高評価だった薬用シャンプーを購入。試してみたら効果があった。今は3日置きくらいにシャンプーをしている。レビューを読む限り、アレルギーの原因が内因でも外因でもこのシャンプーはよく効くみたい。なぜかはよくわからない。掻く回数が減りリラックスした良い顔になってきた。とても嬉しい。しばらく続けて様子を見ようと思う。

右奥のバラの鉢が、春に植え替えをしたあとすごく調子が良くて、ぐんぐん枝を伸ばしている。でも手入れのときに腕が血まみれ、傷だらけになる…肘まであるようなグローブが欲しい。

ひとそれぞれ

昨日、鳥取の母親から電話があり「お盆は帰ってこなくていいから」と言われた。県知事が今後発症者の職場や住所を公開する条例を推進しているらしく「福岡はすごく感染者多いでしょう?ね?万が一コロナになったらお父さんとお母さんもうこのマンションに住めなくなるから」だそう。なんと。母は長年勤めた職場を”東京からの往来者が多いから”という理由で退職までしていた。

”コロナ観”って本当にひとそれぞれで、まるで政治の話題のようにうかつなことは言えないし、地域差もすごい。新聞とテレビが情報源の両親に、わたしが「大丈夫だよ」と言っても怒られるだけだし、なにより、鳥取で詳細を公開されたら生きていけないのは本当で「そうか。ではそうします」と言うだけにした。電話口の母はもう数年は会えないね…くらいの雰囲気だった。「いろいろなことはもうそちらで済ませて。お父さんとも話してたけど、あなたとそうちゃんが元気で幸せだったらそれでいいからね。そうちゃんの写メだけ毎日送って」とのこと。そ、そうなんだ。

 

電話を切ったあと、なんだか不思議な開放感があった。両親の教育方針は”娘が20歳までは厳しく仕付ける”で、「実家から出るな。県外には出るな」で育てられ、20歳からは一転”自己責任”となり、ピアスもバイクも煙草にも何も言われなかった。その極端な落差のせいか、未だに両親が何にどう反応するのかいまいちよくわからない。でも、どうやら今の両親の最重要事項はコロナウイルスらしいし、わたしの想像以上にわたしたちについてあっさりしていた。意外だった…。

 

そうかそうか、ではそういうことで…。こちらはこちらでがんばっていきます。なんだかずいぶん身軽になった気分だなあ。

W「Tweezer Reprise」/ phish

ZAZEN BOYSを聴いていたらなぜか無性にphishが聴きたくなった。音源を巡っているとミックスリストにphishとZAZENをいっしょに放り込んでいるひとを発見。わたしだけではないみたい。

99年フジロックのフィールドオブヘブン、2000年のジャパンツアー、西海岸ツアー…と全盛期のライブを続けて観に行ったとき「人力で、ロックバンドで、ここまでできるんだ」と圧倒された。当時メンバーは毎日8時間スタジオに籠もって練習していたそう。オーディエンスは「フラワー!ピース!ラブ!」のひとか、超ストイックにphishを追いかけるフィッシュ・ヘッズか、ハメをはずしにきた若者かという感じで、わたしのような ”ふつうの堅気”は少数だった。最近の客層はもっとクリーンっぽいです。テーパーズ・セクションで「昔は良かった…」とつぶやく老ヘッズの姿が目に浮かぶよう。

 

楽曲としては同じくトップ・ジャムバンドのstring cheese inicidentのほうがバイオリンも入ってメロディアスで好みだったけど、 ライヴ・パフォーマンスはphishがもう圧巻だった。この世のものじゃないみたいだった。こころのベスト・パフォーマー第1位はphish。良い体験でした。phishの音楽は片手間に聴けるようなものじゃないから、こどもを出産してさっぱり離れたけど、機会があればまたライヴに行ってみたい。

曲を即興で進化させていけるバンドをライヴで聴くのが好きです…何をわたしはつらつらと書いているのやら…。

ZAZEN BOYS

午前9時。雨の散歩のおともはイアホンからZAZEN BOYS。

吉田一郎さん在籍最後の「破裂音の朝」。名曲。ああライブで聴きたい。

「Honnoji」からの「COLDBEAT」。

 

格好いい、凄まじい、でも笑っちゃう。メンバー全員変態バケモノバンド。ステージで斬り合い。「なごんでる場合ではない」「スカしてる場合ではない」「しゃれてる場合ではない」という気分になるからいいですね。ZAZENのYouTubeコメント欄も好きで、読んでると「…ふははは」と笑ってしまう。ビールが飲みたくなる。

月夜

壮介と兼継と、2人と1匹暮らしになって3ヶ月が過ぎた。

 

フリーランスのシングルマザー。夫との話し合いのあと、コロナウィルスなどこれでもかといろいろなことが起こり、諸処の手続きが先延ばしになっているけれど、実体は既にそうなのだ。想像もしていなかった世界だ。「地味に波瀾万丈な人生だね」と友人が言った。「望んでそうなったわけじゃないけどね」と答えた。

 

崖っぷちから足を踏み出すというのはこういうことなんだと思う。後ろの道はもうふさがっている。頭をしゃんとして足元を見ないように、1歩1歩進む。暗闇から風がふいてくる。暑くもなく寒くもなくとても静かで、雲間に月が浮かんでいる。見上げる余裕はないけれど、ぼんやりした光を頼りにしている。その月はわたしだ。わたしはわたしを頼りにしている。

 

ひとり猫

 

ひとり息子とひとり猫。

最初にソファーでくつろいでいたのは兼継なのに、壮介がわりこんできたうえおもちゃを広げる。耐える兼継。

 

ひとり猫の兼継は、お腹のハゲがよくならない。食物アレルギーらしい。ずっと決まったエサをあげていたけれど、ときどきわたしたちのパンに塗ったバターやチーズをなめていた。去年瞬膜が張れあがったときには、前日にバタークッキーの欠片を食べていたような?と心当たりがある。乳製品か穀物かな?わからないけど。かゆみ止めを飲ませて、エサを除去食に変えて様子をみているけど、かゆみがおさまっていないように見える。本当にかゆいのか、舐め癖がついてるのか、ストレスなのか…。動物は具合が悪くても喋れないから、気にかかる。

 

薬を飲ませるとき、兼継を脚のあいだにはさんで固定して、こちらの指で口をかぱっとこじ開けて、のどの奥目がけて錠剤を落とすのだけど「……む、む、うぅ、やめてやめて…」という感じで抵抗する。でも絶対ひっかいたり噛んだりしない。飲ませたあとはしばらくふてくされているけれど、すぐに忘れて「…なんだか眠くなってきました」と寄ってくる。いい子です。

 

単純

 

「晴れ最高」リリー・フランキーふうに。

 

ストレッチして掃除機をかけてベランダの鉢の水やりをして、布団を干してカーテンを洗濯。そして散歩に出る。

やっぱり太陽っていいな。雨も良いのだけど、続くとね、視野が狭くなる気がする。

気まぐれ

絵を描くときはせっかちで、昔「自分は向いてるだろう」と信じて習った銅版画が、まったく不向きだとわかったときは、笑ってしまった。

タッチに任せて絵を描くから、下描きも好きじゃないし、ラフ・スケッチも気がのらないし、銅版画のように絵を仕上げるまでに行程がいくつもあるといらいらすることが、そのときわかった。

 

最初に、つけペンと墨汁で人物の顔を描く。偶然に描けたその顔と線に導かれて、そのあとどうするか決めていく。どこに向かったら自然な動きか、このひとは何を求めているのか、探りながら描いていく。最近はすこし構図が複雑になってきたので、途中アタリを鉛筆で描きこむ。

手数がかかるモチーフから描くときもある。植物とか。細かな花や葉を黙々と先に全部描いてしまって「こんなに苦労してここまで描いたから、絶対失敗したくない」という緊張感をつくってから、人物を描くときもある。

 

鉛筆でラフを描こうとすると、なーんにも出てこないというか…手が動かないというか、経験だけで、新しいものが出てくる感じがしない。仕事の依頼ではラフが必要な場合がほとんどなので、これは課題でもある…。仕事において、クライアントさんとわたしの予想を超えるものが描けるようになれたら良いなと思う。

 

下描きもラフもなしで架空の顔を描くことが、いちばんわくわくすることだ。3度の食事より好きかもしれないし、延々と描いていられる。

もし、今後いっさい静物画か風景画以外は描いてはならないと言われたら、あっさり絵を描くことをやめると思う…うーん、いや、どうだろう。

スタイルでプライド

朝、長靴をはいていきなよ、とわたしが壮介に言う。

いやだ、絶対くつがいい、と壮介が言う。

 

なんでー、靴下がびしょびしょになって1日中気持ち悪いよ、とわたし。

いや!と壮介。

 

「…もしかして登校班の他の男の子って長靴はかないの?」

「そうだよ!これはスタイルで、プライドなんだよ!」

「(ほぉぉぉ〜)そういうことなら仕方ないね」

 

たぶん履き替えないと思うけど、替えの靴下をランドセルに入れておいた。

 

追記:結果 風邪をひいて週明けに学校を休んだ。

真面目/滑稽

豪雨明けの散歩。

平日ほぼ毎日1時間歩くようになって9ヶ月過ぎた。天候などで歩けない日は4分間のHIITを行うようになった。そして2週間前から毎朝30分のストレッチもするようになった。歯医者の治療も終わり、人間ドッグの数値もとても良かった。良くないと思い込んでいた骨密度は平均値より高いこともわかった。

 

毎日せっせっと運動をしたり健康に気をつかうことは、すこし滑稽味があるように思う。身体を使わない仕事をし続けると心身を崩すから、今度はそれを回復するために運動をする。とても忙しくこんがらがった現代人だ。とはいえ、身体が健全かどうかは生活にも仕事にも子どもにもこころにも、だんとつで影響があることだと思うから「…なんか笑えるねえ、いかにもだよねえ…」とぶつぶつ言いながらも、地道に続けようと思う。